2017年 11月 22日
11月22日(水)のメニュー
なんとか苺を仕入れました。渋皮栗ロールは、処分品がありますし、モンブランも栗なので、今日のロールはオール苺でいいかなと。
明日から4連休になります。ミルキーマドレーヌのご注文があるので、いっぱい作ることになりそうです。焼き立てに出くわしたら、超お勧めします。日持ちするからご注文があるわけですが、やっぱり、焼き立てがおいしいです。あと、プリンもいっぱい作りました。保冷剤が要りますが、手土産などには、生ケーキの中で一番向いているのかなと思います。ミルキーマドレーヌと並んで、一般受けしやすい、外さないお菓子です。
いっこくりのケーキは、価格は超庶民的ですが、材料は一流店でも通るんじゃないかなと思うものを使っています。マーガリン・植物性のホイップなど、コンビニスイーツでは入っていて当たり前のものは一切仕入れず、ちゃんとバター、ちゃんと純生クリーム(安定剤などの添加物なし)だけを使用しています。
私のパティシエとしての技術は、まだまだ全然発展途上にありますが、この材料に関する点だけは、お客様がどなたかにプレゼントするときに、自信をもって差し上げていただきたいポイントかなと思います。
なんでこんなことを言い出したかと言いますと、あるコンビニのクリスマスケーキのパンフレットがきっかけです。クリスマス営業しない私が、何の口出しする権利もないんですけど、一番高いクリスマスケーキの生クリームの説明で、「純生クリームを50%も使用」ってのを謳い文句にしているらしいので、「それって、すでに純生じゃないのでは?」と思った次第。植物性脂肪を加えず、乳脂肪など、牛乳の成分だけでできているものを、本来「生クリーム」と呼び、そうでないものは「ホイップクリーム」などと呼んで、区別しているのですが、乳脂肪でできているものでも、安定剤を添加していたりするので、そういうものを加えていない生クリームをあえて「純生クリーム」と呼んだりしています。
コンビニなどのクリスマースケーキは、この生クリームの比率がどれだけかによって、価格的なランク付けが違ってくるみたいです。安いものは当然生クリームの含有率が低い。場合によっては、植物性オンリーになるかもしれません。それに対し、「純生クリームが50%も入っているから、素敵!」と思われるお客様がもしいたとしたら、「いっこくりは、毎日、全て、100%純生ですよ~」と言いたかっただけなんです。本来、パティスリーは100%純生が当たり前で、威張るようなことではないんですけど、価格を抑える目的で、いろんなまがい物にいろんな混ぜ物が加わっているものが流通して、それが普通になってしまうと、わけがわからなくなってきますから。
いっこくりのクリスマスケーキが存在しないため、甥と姪があっちこっちのクリスマスのパンフレットで、どこのケーキにするか相談しているという話を姉から聞いて、いろいろ思うところがあったので、ちょっと書いてみました。「お得」「お買い得」ってなんだろう?消費者の皆様には「本当のお得」をつかんでほしいと思います。
さて、再度念のため。24日(金)、臨時休業させていただきます。明日23日(祝日)から4連休になります。勝手をしまして、申し訳ありません。来週からまたがんばりますので、どうかよろしくお願いいたします。<(_ _)>
by cakekobo-ikkokuri
| 2017-11-22 05:07
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